まず、花りんごレッスンで使用した花材のことを、お話させて頂きます。
その日、彼岸桜がたくさん入荷していて、この季節、やっぱ桜でしょっ、というのりで桜を使うことに。他の花材は桜に合わせて選びました。
その中でも、秦野市の石井バラ園のビューティーバイオジェールというバラ、花の外側の濃いピンクから中心に向かって薄いピンク色へグラデーションしています。
豪華で見飽きない、大輪の素敵なバラです。
チューリップは新潟からです。
さて、リニア・スタイルのアレンジですが、ご参加の皆さん、なかなか苦労されていました。
ラインでもって、アレンジの外郭を作って、その中に、ラインですっきりアレンジしていく・・・
ライン・・ 一本の花材だけでなく同じ種類の花材何本かで作ることによって、ライン自体もはっきりとしますし、その花材自体の魅力が見えてきます。
生け花の影響を受けて、ヨーロッパで生み出されたスタイルですから、空間のとり方は生け花と同じだと思います。
ただ、オアシスを使うと、その部分をどう処理するのか?ということがでてきますね。
このあたりにも、生け花のご経験がおありになる方にとっても、あるいは、初めてこのアレンジをなさる方にとっても、難しさがあるようです。
皆さん、だいぶ考えながら、でも、最終的には、お互いに異なった個性的な美しい空間取りを完成されています。
お疲れ様でした。