1月のレッスンでは、一足早い春の花材で、早春のアレンジメントをお楽しみ頂きました。
皆さんそれぞれの、すてきなアレンジからは、春があふれ出していました。
20世紀後半になってから、ドイツで理論立てされたパラレルスタイル。
キリスト教の教会装飾から始まったと言われるフラワーアレンジメントの歴史では、とても新しいデザインですね。
テーブル・アレンジメントやインテリアフラワーとしてだけでなく、ショウウィンドーやビジネススペースの装飾、さらにとてもスケールの大きな、例えば、庭園デザインなどにもなり得るスタイルです。
パラレルスタイルの基本は、花材ごとにグルーピングをして、そのグルーピング間には充分な空間を取るということが多いのですが、今回は応用スタイルにしました。
今回のようなアレンジの仕方は、より自然植生に近いものです。
早春のやさしい感じを目指しました。
チューリップのような、置く場所により花の向きが変わったり、毎日背丈が伸びていく、などの変化しやすい花材を使う時に、おすすめのスタイルです。
花りんごレッスンのサンプルです。(下)ご参考に。