11.03.28. イースター・ストーリィ

もう3月も終りなのに、まだかなり寒いですね。

藤沢では、スーパーマーケットなどでの長い列もなくなり、無い物は無いままですが、私自身は、気分的にちょっと落ち着いてきました。
計画停電の回数も少し減ってきて、ほっとします。

被災地の方々へも、今の時点で、せめて、ちゃんと物資が届けられるようになることを心より祈っています。

来月末はイースターです。
イースターの時期は、生命の再生の時でもあります。
子育ての頃を過ごしたイギリスでのイースター事情を、ちょっぴりご紹介させて頂きます。

*イースター・ストーリィ

今年のイースター(復活祭)は、4月24日。春分の日の後の最初の満月の後の日曜日という事で、毎年日が違います。 ややこしいですね。

イースターは、貼り付けにされたキリストが復活されたと言われている日。
キリスト教徒の方にとっては、とても重要な日です。

そして、長く寒いヨーロッパの冬に、春の兆しが訪れる頃。
植物の芽が伸び、木々の蕾が膨らみ、子うさぎが生まれ、小鳥のたまごが・・・
そんな再生の時節です。

ロンドンで暮らしている頃は、5月頃になってやっと春めいてきて、コートを脱いだという記憶があります。
チョコレートのイースターエッグやうさぎをスーパーマーケットや店先に見ると、ああやっと春!と思って毎年とてもうれしくなったものでした。

キリスト教徒の方たちは、グッドフライデー(キリストの貼り付けにされた日)の朝にホットクロスバンズを食べます。
イースターの随分前から売られていて、甘くておいしいので、よく買って食べていました。

110325_0915

(写真上)ホットクロスバンズ:イギリスの雑誌に載っているのを偶然見つけました!
丸いブドウパンにマジパンを十字架型に絞ってあります。黄色いマジパンの部分が甘いよ~

error: Content is protected !!