10月はハロウィン・アレンジメントのレッスンをお楽しみ頂きました。
カボチャをアレンジに組み込んで、秋の花材を使った楽しいレッスンでしたね。
今日は、カボチャのこと、ハロウィンのことを少し書こうと思います。
ハロウィンのことは、実は、昔イギリスで暮らしていた頃に、(ウンチク好きのイギリス人が)毎年時期になると、雑誌やらTVで取り上げている記事を通して学びました。
*カボチャのこと
アレンジ用のカボチャには、こんなに!というくらいいろいろな種類が市場で売られています。
ちなみに、今回のレッスンで使用したカボチャは、リトルスターというオレンジ色のカボチャです。
プッチーニ(上の写真右):黄色に濃いオレンジの縞模様。食用でもあり、柔らかくておいしいですよ。
上の写真のその他のカボチャは、ペポカボチャ、おもちゃカボチャなどと言われています。
恐竜の卵(上の写真下):ベイビーブー(中央)。白のカボチャは、ミニパンプキン(上)もっと小さいのは、マイクロパンプキン。
上の2枚の写真のカボチャは、過去に花りんごで使ったことのあるものです。
他にも、まだまだあります。
お花屋さんの店頭にも、これからいろいろなカボチャが出てきますね。カボチャにもちょっと注目して、ハロウィンを楽しんで下さいね。
*ハロウィンって何?
もともとは、キリスト教が普及する以前、当時ヨーロッパに広く分布していたケルト人たち(現在では、ウェールズ地方やアイルランドに住んでいる人たち)の信仰していたドルイド教の秋のお祭りだったのです。
死者の魂が、ハロウィンの夜に、死者の家族や親戚を訪れると考えられていました。
何だか、日本のお盆にもよく似ていますね!
それが、やがて近年になって、アイルランドの人たちが多く移民したアメリカで、広まり、カボチャと結びついたり、トリック・オア・トリート “trik-or-treat” といって子供たちがお面をかぶったり仮装して「お菓子をくれないと、いたずらするぞ」と言いながら家々を回ってお菓子などをねだることなどへと変化していったわけです。
アメリカでのそんな風習が、又イギリスへ逆輸入されたと言えるのかも知れませんね。
ご興味のある方は、2010年10月15日の花りんご日記にも詳しく載せていますのでどうぞ。