今回は、ホワイトレースフラワーに関するとりとめのないマニアックなお話しです。

庭のレースフラワー グリーンミスト
アレンジや花束によく使うホワイトレースフラワー。 花市場で売られているものにも、道端や山道にも、園芸種にも、似たものがいっぱいあって、いつも気になっていた。
昨年冬、自分の庭に、いつもと名前がちょっと違うホワイトレースフラワーを植えたら、これまでとは育ち方の感じが違ったこともあり、これは、調べてみなくては、と。 ( ほぼ自分のための記録ですね~ )
ホワイトレースフラワーとは、セリ科の植物で、一般的にはアンミ・マイヨス(マユス)Ammi majus(ラテン名:)のことだそう。(セリ科ドクゼリモドキ属) 品種に、グレースランド や クィーンオブアフリカ などがあるそう。 これらは ドクゼリモドキという属。
さらに、アンミ・ヴィスナガ Ammi visnaga(ラテン名)という イトバドクゼリモドキ と言われるのがあって、これもホワイトレースフラワー として売られているようだ。(私が昨年冬に初めて植えたのがまさしくこれ。 それまではアンミ・マユスというのを植えていた。) ヴィスナガの品種に グリーンミストというのもある。(上の写真;庭に新たに植えたのがこれ)
アンミ・ヴィスナガは、細かい細葉で、アンミ・マイヨスは、やや広い葉。 葉の形状が違うので、見たらすぐにわかる。
(マイヨスもヴィスナガもドクゼリモドキ属)
花市場で、時たま、キャロットフラワー(ノラニンジン)なるものを見かけることがある。 ホワイトレースフラワーをかなり野性的にした感じで、結構素敵な感じで見かけるとよく買っていた。 これは、いわゆるニンジンの花ではある。 ニンジンが野生化したとも、ニンジンとは品種が違うとも言われている。 実際、ニンジンの花と、とてもよく似ているが、根は人参とはちょっと違っている。オレンジ色じゃないし。 キャロットフラワーは、セリ科人参属だそう。
その他、色の濃い花を咲かせる ブラックレースフラワー(ダウカス・ダラ;ニンジン属) や オルレア・グランデフローラ(オルレア属) や ブルーレースフラワー(ディディスカス属)なども花の形はそっくりだが、ホワイトレースフラワー ではない。
セリ科の直物は、ハーブにもたくさんあって、イタリアンパセリ(オランダゼリ属)、コリアンダー(コエンドロ属)、ディル(イノンド属)、フェンネル(ういきょう)(ウイキョウ属)、チャービル(シャク属)、ミツバ(ミツバ属)などなど。 花の形が似てるのにみんな属が違うね。 それはそれで驚いた。
自分でも庭によく植えているイタリアンパセリ。 食べきれなくて毎年花が咲いてしまう。 それをいつもアレンジに使っている。 ホワイトレースフラワーより花が小さくて使いやすいし。 自分では、小さなホワイトレースフラワーのつもり。
話はまだあるのです。
トレッキングやハイキングで山に行くと、ホワイトレースフラワーによく似た花が咲いている。
~ボウフウ、~シシウド、~ニンジンなどという名前がついていることが多い。これらは、ドクゼリモドキの時が多い。
ところが、調べていくうちに、これ以外の有毒性のドクゼリ(猛毒ですって!!)も多く咲いているということがわかった。(セリ科ドクゼリ属)
間違えて食べると、30分以内の短い潜伏期間の後に、嘔吐、下痢、腹痛、目眩、動悸、耳鳴、意識障害、痙攣、呼吸困難など発症。 意識不明の重体になることも。(過去に何例もあるようです。)
見た目はそっくり。 気をつけましょう!!
これまで 猛毒 なんて知らなかった! 恐ろし。
今は、まあこんなところかなぁ。 きりがないし。 お付き合いくださった方、お疲れさまでした。