春の花と一緒に、球根や鉢植えもそのまま組み込んで、アレンジのカバーは、モス(苔)を使用。
今年は4月8日がイースターです。
* イースター・ストーリィ *
ロンドンに住んでいた頃は、イギリスの人々にとって、イースターは宗教的な意味合いと共に、長い冬の終わりを告げる頃でもあり、町はウサギやひよこや卵などの飾りを使ったフラワーアレンジなどのディスプレイであふれ、卵形やうさぎのかわいいチョコレートや、ホット・クロス・バンズというイースターに欠かせない甘いパンなどがスーパーやデパートの売り場で売られていました。
イースターについて、今朝イギリスの新聞にたまたま載っていましたので、翻訳して掲載させていただきました。
イースターはキリスト教では最も古く、重要な祭日です。
レントの断食の終わりでもあり、又、イエス・キリストの復活の日でもあります。
イースターには、ユダヤ教の言い伝えやキリスト教以前、異教徒たちの習慣などが組み合わさって伝えられた伝統や習慣などが数多くあります。
イースターは1世紀頃の異教徒たちによって崇拝されていた、豊穣と誕生の女神Eostreにちなんで名付けられました。
女神Eostreが春分の日に異教徒たちの家族や、農作物の収穫に恵みを授けてくれると信じられていました。
キリスト教の宣教師たちが、キリストの復活の頃に行われているこの祝いごとを見て、人々のキリスト教への改宗をすすめるためにイースターをキリスト教の祭日として取り込んだのです。(6.April 2007 のThe Independent:イギリスの新聞の特集より抜粋)
レント:キリスト教で復活祭イースターまでの40日間のこと。 復活祭に備えてカトリック信者が断食と悔い改めを行う期間。