11月頃からクリスマス、お正月に向けて、オランダから輸入されたアマリリスが、たくさん市場に並ぶようになります。
高価な花ですし、普段は市場でもあまり見かけないので、並べられたアマリリスを見ると、クリスマスだなぁという感慨があります。
サーモンピンクのアマリリスに、柳に樹氷のように発泡スチロールを吹き付けた白いフェイクの枝を合わせました。
アマリリスの花はとても繊細。 ちょっとあたった位で、もう花びらが痛んでしまいます。でも花は結構長持ちしますし、つぼみもしっかり咲いてくれます。
*アマリリスの扱い方について
アマリリスは、茎の中がとても大きな空洞になっています。
まず、茎は、ナイフ、文房具のカッターなどでスパッと切ります。
そして、浅めの水で給水させます。( 5cm程度? )
竹ひごのような細い軸でも、ある程度の太さのある棒でもよいですので、必ず、茎の中に、棒を入れて支えてあげて下さい。(茎と同じ長さですよ!)
花が開くにつれ、その大きさ重さに茎が耐え切れないようで、花がだめになる前に、まず茎が折れてしまいます。
アレンジとしての一番お勧めは、’そのまま’投げ入れ’です。
オアシスにアレンジする時は、茎の強度に不安があるようなら、茎の先からほんのちょっと上をフラワーテープなどで一巻きしてやると挿し易くなります。
それでも、まだ、不安がある時は、オアシスの挿す場所に、あらかじめ茎の太さより少し小さい穴をあけておいてからアレンジしてください。
いずれにしても、中に茎と同じ長さの軸を入れておいて下さいね。
一週間~10日ほどかけて、すべてのつぼみが開いて、しっかり咲いてくれます。