09.04.02. イースター・アレンジメント  & イースター・ストーリィ

例年、春のごく初めにポット苗のスイセンやムスカリなどを、小さなバスケットやブリキの容器に入れて室内に置いて楽しんでいます。 季節的に花の少ない時期ですので、お部屋が春めいて見えます。
花が終わった後、それらは全部庭に植えられるわけですが、気がつくと、庭にはいつのまにか、スイセンやムスカリが、満開・・・・  

それで、今年は、とうとう苗は買わずに、庭で群生しているミニスイセンを使って、イースター・アレンジをリビングのローテーブルに置くことにしました。

スイセンを、パラレルスタイルでグルーピングしてオアシスにさしています。
実際に、スイセンが生えているみたいに。
オアシスの表面は、一部コケで、一部をヘデラでカバーします。
フェイクのウズラの卵と小鳥で、イースターアレンジの完成です。

小鳥の大きさと卵の大きさが、ちぐはぐなんですけれど・・・  雰囲気はいい感じなので・・ まあいいかぁ・・

  *イースター・ストーリィ*

今年のイースターは4月12日。  春分の日の後の最初の満月の後の日曜日という事で、毎年日が違います。 ややこしいですね。
イースターはキリストが十字架で処刑されて埋葬された後、生き返った日とされ、キリスト教徒の方にとってはとても重要な日です。
ヨーロピアン・フラワーアレンジメントは、もともとキリスト教会の装飾から始まったわけですので、キリスト教との深い結びつきを考えると、私としては、イースターを無視できないですね。

ロンドンで暮らしている頃は、5月頃になってやっと春めいてきて、コートを脱いだという記憶があります。
暗くて寒くて長い冬にやっと春の兆しが感じられる頃でもあり、イースターが近づくと日が明るくなってきます。  
チョコレートのイースターエッグやうさぎを店先に見ると、ああやっと春!と思って毎年とてもうれしくなったものでした。
お店には、チョコレートだけではなくて、鳥やうさぎの模様のあらゆるものが現れます。
例えば・・ マグカップ、お皿などの食器、絵葉書、トートバッグ、キッチンクロス、ぬいぐるみ、いろいろなエッグカップ、フェイクの卵を使った小物・・ 今、ぱっと目に浮かぶものだけでもこんなに・・

グッドフライデー(キリストの貼り付けにされた日)の朝にホットクロスバンズを食べるのが習慣のようです。
イースターの随分前から売られていて、少し甘くておいしいので、よく買って食べていました。

キリスト教徒のご家庭では、卵に彩色したり、あるいはチョコレートのエッグとかいろいろと工夫をこらして卵をかごなどに飾っていらっしゃいましたっけ。

イースターのアレンジに関しては、イースターカラーといわれる白、クリーム色、紫色、水色などで主にアレンジします。
もっとも、早春の花もそのような色のものが多いですので、自然とそのような色彩のアレンジになりますけれど。

イースター関連について、ちょっとご紹介をさせて頂きました。

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