08.03.23. ラナンキュラス(レイネッテ) その1

ラナンキュラス( レイネッテ )を使ったアレンジメントのご紹介です。
一時、流行った、前後に凹凸のある花器、上から見るとアルファベットの C の字の形をしています。
雪柳とラナンキュラスの組み合わせは決めていたのですけれど、どの花器にしようかと、家の中を探していて、この花器を見たとたん、アレンジの形が決まりました。
ファッションショーで華やかな衣装をまとったモデルの人が、正面を向いて出てきて、くるっときびすを返して、後ろ向きに歩いて出て行きます。
それが目の前にうかんだもので。たいがいの時は、何やかやイメージしながらアレンジしています。
ホームページの「アルバム」をご覧になった方は、気がついていらっしゃるのかも。ちょこちょこっと、もとになったイメージのことを書いていますものね。
だからといって、ご覧になる方にそのように見えるべきだ、とは思っていませんけれども。

花器の凹凸に合わせて、花器がくぼんでいる方は、雪柳もえぐれたように入れて、花器が膨らんでいる方には、外へ向かって膨らませて入れています。
雪柳自体がそんなふうな枝つきなので、それを利用しているだけです。
花器のへこんでいる方が前ですので、ラナンキュラスを華やかに入れます。

花器の膨らんでいるほうを、後ろにしています。  
雪柳だけを丸く膨らませて入れます。
花は無しですが、うっすらと色だけが見えています。
四方見でアレンジをする時は、普通は、前後とか表裏などと見えないように、どこから見ても前、あるいは表のように見えるようにします。
でも、道を歩いている時に、前の人の後姿に引かれて、追い越しがてらに、ちらっとその人の顔を見る、なんてことありますよね。( ふふっ )
これは、そんな感じのアレンジメントです。

この花器は、様々な角度からアレンジが見れて、おもしろいです。
ラナンキュラス(レイネッテ)については、次回に。

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