07.10.28. ハロウィン・ストーリィ

ハロウィンのことをいろいろ書いてみました。

ハロウィンは、もともとは ケルト人たちの 夏の終わりのお祭りだったのです。キリスト教が広がる前、ケルト人たちの信仰していたドルイド教 the Druids の死者のお祭りでした。大昔は、ヨーロッパの人々は、死者の魂が、ハロウィーンの夜に、死者の家族や親戚を訪れると考えていました。中世になって初めて魔女のイメージというものが一般的になって、それがハロウィーンと結びついたのです。   スコットランドでは、魔女の人形がハロウィーンの夜に燃やされていました。このようなことが、アメリカ人たちの トリック オア トリート trik-or-treat の習慣のもとになったわけです。 halfins と呼ばれるお面をかぶった男の子たちが 「 お菓子をくれないと、いたずらするぞ! 」 と言いながら家々をまわって、おかしをねだります。イギリスでその様な習慣がされるようになったのは、わりと最近のことです。しかしながら、ハロウィーンの夜に、いたずらにかこつけて、付け火がなされたり、様々な犯罪、事件が起こったりしたため、イギリスでは、今ではこのような習慣は禁止されているということです。 Good Housekeeping誌 (イギリス版)より引用。

ハロウィンは日本のお盆にとてもよく似ていますね。 私がロンドンに住んでいた頃にも、子供たちの学校から、ハロウィーンの夜には近所の家を回らないように、という指導が既にありましたが、それでも、お菓子やお小遣いをねだって、グループで回ってくる子供たちも少数いました。ハロウィン・パーティは、大人たちも仮装などをして、楽しむこともあるようです。ただアメリカほどには盛んではありませんでした。むしろ その後の11月5日の ガイ・フォークス・デイ が子供たちにとっては、大きなお祭りで、あちらこちらで、焚き火を炊いたり、花火を打ち上げたりして、楽しんでいたように思います。

ハロウィン・アレンジメントですが、カボチャを組み込んだり、カボチャの中にアレンジをしたり、いろいろ考えられますね。
(上の写真)浅いバスケットなどに、カボチャとアレンジメントを並べて置くのも、手入れがしやすくて、お勧めです。 

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